Internal rules

社内規程の策定、運用、見直し

業務概要

社内規程は、企業活動を組織的に遂行し、その効率性や永続性を維持するために定めるルールです。そのルールを整備し、実際に運用することで、役員及び社員の守るべきルールが明確になるため、企業活動で起こりうる間違いを未然に防止、発見することが可能となります。

規程には、基本的なものから企業の規模や業種・業態および成長ステージ等に応じた各社特有のものまで、さまざまな規程がありますが、上場を目指す企業であれば、IPO審査上で求められる一定レベルの規程の整備が必要となります。

分類 規程の種類
組織運営関係規程 取締役会規程、監査役会規程、業務分掌規程、職務権限規程など
人事労務関係規程 就業規則、給与規程、退職金規程など
業務管理関係規程 予算管理規程、株式取扱規程、関係会社管理規程、販売管理規程、購買管理規程、資産管理規程、会社情報管理規程など
経理関係規程 経理規程、原価計算規程など

(出所:東京証券取引所『新規上場ガイドブック2020~2021 マザーズ編』より)

また、規程はただ整備してあれば良いのではなく、法令や経営実態に沿った内容となっているか、有機的な運用がなされているか等が重要になります。特に、社内管理体制の整備にかかるIPO審査では、それらの点を詳細に審査されますので、規程制定以降も適宜(少なくとも年に1回以上)、実態と乖離していないか、内容は十分かといった見直しを行っていくことが肝要です。

また、規程の整備・運用は、IPO審査において1年以上の運用実績を確認されるだけでなく、内部統制の構築、内部監査の前提となるため、IPOを目指すのであれば、一般的に直前々期(N-2期)までに整備することが必要です。

響きパートナーズでは、さまざまな業界、規模の企業の規程の整備を支援しているだけでなく、規程制定から運用開始~見直しに至る、さまざまな過程でのお悩み解決をサポートしております。

さらに、IPO審査の支援を通じて、どのような規程を整備して、どの程度の運用であれば審査に耐えうるレベルであるか把握していますので、貴社の求めるレベル感や運用イメージに応じた支援をご提供することが可能です。

具体的な作業の流れ(一例)

前述のとおり、規程は制定以降も適宜、内容のチェックや見直しを行い、有機的に運用していくことが肝要です。響きパートナーズは、貴社のリソースの状況や課題感に応じてご対応いたします。

以下は、IPO準備会社において、上場審査をクリアし、かつ今後の事業運営に資する規程”というご要望に応じた支援の流れの一例です。

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